2009年7月20日月曜日

ヤバイヨ!マテ茶

ふっと、


手に取ったクライミング雑誌に紹介されていたお茶を最近飲んでいます。


その名はYerba Mate(ヤーバ マテ茶)。南アメリカは、パラグアイ、アルゼンチン、ブラジルの先住民グアラニ族に伝わる飲料で、当地では「The Drink of the Gods (神々の飲物)」とも呼ばれています。で、マテ茶の特筆すべき点は、

その1:クリス シャーマが飲んでいる 
今現在世界で一番ハードなスポーツクライミングのルート(5.15b)をいくつか初登するくらいの人が愛飲しています。う~ん、こんなNobuみたいなミーハーな人が多いからJリーグカレーみたいなのが売れるのかなぁ・・・。

その2:ビタミン&ミネラル豊富&アミノ酸
24のビタミンとミネラル&15のアミノ酸を含むそうで、主なものではビタミンA, C, E, B1, B2, B3, B5, B Complex、カルシウム、亜鉛、鉄分、マグネシウム、カリウム、マンガンなど。日本マテ茶協会によると有効成分は100cc.中にそれぞれ
        マテ茶   ウーロン茶  杜仲茶
カルシウム  17.1mg   0.6mg    2.2mg
マグネシウム 13.0mg  1.09mg    0.59mg
亜鉛      0.82ppm 0.26ppm   0
鉄分      0.59mg  0.03mg   0.02mg
食物繊維   0.9%     0        0
                                          参照:日本マテ茶協会
含まれているようですが、マテ茶は他の健康茶と呼ばれているものよりかなり良いことが分かりますねー。ちなみに、ミネラルが豊富なのはアンデスの火山層による土壌で育つことが一つの要因だそう。別名「飲む野菜」とも欧米では呼ばれています。

その3:さまざまな効果が期待されている
期待されている、あるいは効果があるとされているものでは、
  1. エネルギーまたは集中力の持続: キサンチンアルカイドとカフェインの相乗効果により、持続的なエネルギーの供給がなされる。臨床報告によると、カフェインに対して敏感な人でもより明らかな効果(シャキッとするなど)は感じられるものの、その他の副作用(神経過敏、頭痛、胸焼けなど)はみられない。
  2. 乳酸の抑制!!:マテ茶は中枢神経系に働きかける効果があり、それにより時間をかけて有酸素的に炭水化物を分解し、エネルギーに変え、新陳代謝率が上昇する。新陳代謝の上昇により、体内貯蔵脂肪、カロリーの消費がより促進され、心臓効率が上がり乳酸の生成を妨げる効果が報告されている。
  3. ダイエット効果:デンマーク シャーロットランド病院で行われている肥満抑制テストで、マテ茶(Yerba Mate)、ガラナ(Guarana)、ダミアナ(Damiana)の混合成分(以下YGD)を使った45日間のプログラムが実施されて、YGDはゆっくりと胃内容物消化させ、その結果、胃膨満を抑制すると共に空腹感を抑制する。そのプログラム後も継続的なYGD摂取、エクササイズにより、体重の上下変化は見られなかった事が報告されています。
  4. 消化器系疾患の抑制:マテ茶摂取により、胆汁そして腸管運動が促進される事がアルゼンチンCatedra de Farmacologiaの研究チームにより報告されています。
                            以上Guayaki.com Health Benefitsの要約

難しそうな事つらつら書きましたが、いろんな良さげなことが報告されています。昔から良いと様々な土地で伝えられている物は今現在でもきちんと評価されるべきなんでしょうね。
しかし、まぁ、クライマーの永遠の課題「乳酸=パンプ」に効果があるなんてのは知らなかったー。マジで本格的に飲もーっと。
参考:
日本マテ茶協会 マテ茶の効果効能 http://www.matecha-kyokai.jp/

1 件のコメント:

hiro さんのコメント...

ほんとかな~
100cc中の成分って、煮出したお茶100ccのなかのってことかね?
マテ茶って、写真の左みたいに抹茶みたいに細かくして飲むのかね?そしたらわかるけど。
栄養素を全部取るにはそういう飲み方をしなきゃいけないんだろーねー