2010年1月30日土曜日

花言葉はInnocence&Purity

ふっと、


ガーベラを買ってみました。


前から落ち着いた部屋にしたくて、花のことを考えてたのに機会がなかったのですが、先日大学近くのFarmers’ Marketにある花屋で店員さんと話して、ガーベラを買うことに。ガーベラは数週間咲いててくれるわよなんて言っていたから、しばらくの間は部屋を穏やかにしてくれそうです。で、そんなガーベラとは一体どんなん?ってことでちょっと調べてみました。

Gerbera Daisey:

ガーベラの種類はおよそ30種にも及ぶといわれているキク科の多年草です。主に南アフリカに分布しているそう。
名前の由来はドイツ人の医師・Traugott Gerberから来ているみたい。かれは、ドイツで生まれ育ちその後ロシアに渡ってメディカルドクターとして活躍する一方、Herbalogy(薬草学?)の分野でも功績を残します。で、実際この花に命名したのはFrederic Gronoviusって人なんだけど、なぜGerberの名をつけたのかは今だ謎に包まれているそうです。
そんなガーベラは非常に長持ちするのでご存知の通りフラワーアレンジメントに良く用いられます。購入した花屋の店員曰く、茎の先だけつかる程度の水で活けて、水をかえるごとに少しずつ茎を剪定しその分水位を上げていくと長持ちするって。

マジ、店員さんと話したとき「そうなんだー!」って眼から鱗状態で、勉強になりました。皆さんも機会があったら是非どうぞー。部屋が和みまくりですよー。

参考文献:
Ambrosius, Peter. (2003). Traugott Gerber. Gerbera.org. Retrieved January 30th, 2010 from http://www.gerbera.org/persons-of-interest/traugott-gerber/.

2010年1月29日金曜日

140lbの壁

ふっと、


気付いたら、壁を乗り越えていました。


日本に前回帰国したのは2008年。それ以来、140lb(63.5kg)の壁を越えることが出来ないでいました(一時は150lb‐68kgだった時期も・・・)。しかし、今日、何の気なしに量ってみたら138lb(62.7kg)になってました・・・。


わーい!


今後の目標は13a登ったときの体重の127.8lb(58kg)をめざして、大好きな甘い物控えめで頑張っていきたいと思います。いやぁーマジで嬉いっ!

2010年1月21日木曜日

過程

ふっと、


今は、すごく幸せなんだと思ったりします。


最近ちょくちょくアップしているように、Calgary Climbing Centreで登っています。ちょうどコンペ後なので、課題がいつもよりたくさんあって、なかなか楽しめています。で、なにが幸せなのか?というと・・・

過程を実感できる、というコト。

難い課題をはじめる時は本当に可能性ゼロからで・・・大げさに言っているのではなく、ホント何度も、何度もスタートからはじき返されて、50トライに一回の確率で一手進んだりして。
でも人間の身体ってすごく不思議で、一手でも前に進むと次回の成功の確率がグンと上がる。50トライだったのが10トライに一回とかなってきたりして。
「げっ、これ無理だろう」って思うことってたくさんあるんだけど(クライミングだけじゃなく普通の生活でも)、やり始めること、そして、続けることによって変化が起きるんだって、今更ながらしみじみ思います。その変化の中には、悔しさ、虚しさ、徒労感、はたまた喜び、興奮、達成感などが含まれていると思うんだけど、

それらを冷静に見つめられるように少しずつなってきたというか、

そういう感情をその場限りにして置き去りにしてしまうのではなく、

一つ一つ確認しながら次に進めることが出来るようになってきたというか。

成功も、失敗も過程が大事とかって今まで聞かされてきたし、自分もいい気になって他人に言っていたけど、その本質って分かっていなかったなぁ。また、「虚しさ、フラストレーションって表現しても、周りに迷惑かけるだけでしょ」って思って、押さえ込んできたけど、そうじゃなくて、そういう感情も素直に受け入れてあげるのが大事なんじゃないかなって。

いろんな事象、感情が次から次へと現れる、その流れにただ漠然と身を任せたり、または押し殺したりするのではなく、冷静に現実を見据えること。それでようやく次に繋がっていく、それを感じれることはすごく幸せなんだって・・・

そう思える今日この頃でした。



あっ、何か怪しい宗教にはまっている人みたいになっちゃった・・・。

2010年1月17日日曜日

ヤバイヨ!生姜紅茶

ふっと、


気付いたら、もうかれこれ2週間欠かさず飲んでます。


昨年、うちの母から届いた手紙の中に、「体を健康に維持するにはどんな食べ物が良いか」みたいなコトがあって、その中に生姜紅茶があったので、毎朝&クライミング時に飲んでいます。最近、流行の風邪をひかないないのはもちろんですが、心なしかクライミングしててもパンプが早く回復する気がしたりします。今日も張り切って登って来て、3日目なのにいくつかプロジェクトが落とせたし、「生姜とはなに奴?」って思って調べてみました。

gingerol(ジンジェロール)
生の生姜に含まれている成分。殺菌の効果があり、生体内でも働いてくれるので、風邪をひいたときに、おろした生姜で生姜湯というのは理にかなっているみたい。また、寿司屋さんとかで出るガリもその殺菌効果から食中毒を防ぐ役割が。また、生姜特有のあの刺激が、自律神経系に働き代謝の促進→脂肪の燃焼を助けるらしい!で、そのおかげで基礎体温を上げてくれる。
ただし、成分は皮の近くが一番あるらしいのでオーガニックの生姜を丸ごと擂っちゃうのが一番いいのかも。また、酸化するとこの成分がなくなってしまうので、切ったらすぐ使うのがいいみたい。

shogaol(ショウガオール)
生姜を加熱すると、ジンジェロールからショウガオールという成分に変化します。この成分は血管を広げ血流をよくする働きがあるので、これもまた基礎体温を上げてくれます。また、この成分は乗り物酔いや、胃に不快感があるときに沈めてくれる効果があるみたい。
で、これら二つの成分は抗酸化作用があるので、体内の活性酸素を除去してくれる働きがあり、クライミングの疲労回復はこの作用から来ているのかな。

で、何で紅茶かって言うと、お茶には陰性と陽性ってのがあって陰性は体を冷ましてくれ(緑茶など)、陽性(紅茶など)は体を温めてくれる特性があるみたい。中国茶の岩茶は陽性の代表格らしい。nbは皮むいて、おろし器(本当はチーズグレイダーだけど・・・)でおろして、紅茶を楽しんでます。一日の目安は6スライスらしいので6杯まではいけるかな。

そんなこんなな生姜紅茶。免疫力向上、脂肪燃焼、疲労回復ってクライマーにはもってこいじゃないっ!ってコトで、今後も飲みまくろうっと。皆さんもお試しあれー。

参考文献:

小又 理恵子(2005), 『引き始めの風邪に効くショウガ湯』, Nikkei BP net, Retreived Jan. 17th, 2009 from http://www.nikkeibp.co.jp/archives/415/415434.html

EBSCO CAM Medical Review Board (2009), Ginger, Natural & Alternative Treatments, Retreived Jan. 17th, 2009 from EBSCO http://library.mtroyal.ca:2082/nat/nat.asp

C3コンペの後

ふっと、


気付いたら、この季節になっていました。


カルガリーのCalgary Climbing Centreで毎年行われているBoulderingのコンペが昨日あったのですが(昨年のコンペの様子)、ちょうどMoose Mountainに行ってて、参戦できなかったので翌日の今日(日付け変わっちゃったけど)やってきました。
用事があって2時間30分しかなかったのですが、50本中34本までクリア。35~39までは最後の一手前までいけたのですが、その後が出来なくて未完登。と言うことで、登った&トライした本数は39本で今日は終了。
いやぁーしかし、34番以降が、辛い辛い・・・。何か知らんが最後のほんの一手だけ急にものすごく遠くなってて、セッターとして参加した友人もその事について「ちょっと、あんまりだよねー」って言ってましたが、強けりゃ届くんだから、ま、登りこむしかないのかなぁ。

う~ん、精進あるのみってことで・・・明日も、トライしてみます。

2010年1月15日金曜日

A New Climbing Season Starter!

ふっと、


思えば、昨年もこの場所からシーズンが始まりました。


先日の天気予報で、今日Bragg Creek(Calgaryからおよそ30分の村)が、6℃で晴れって事になっていたので、昨年まで働いていたジムのボスと一緒に登りに。場所はMoose Mountainという場所のDust BowlってCragです。
結果から言うと、寒すぎて退散してきました(涙)。アップルートのThe House of Pancake(11b)だけ登って終わり・・・。
午前中はそこそこ天気は良かったんだけど、風がむちゃくちゃ強く、日差しも1時間したらなくなってしまって寒かったぁ。
そんなこんなだったので、さっさと他のルートは諦めて、ルート開拓にスイッチ。全てのボルトは打てなかったけど、一応良いラインのルート1本が出来上がりそ うです。長さはだいたい25メートルぐらいのルートで、下部はハングで難しいムーブが続き、上部は簡単なフェイスとなっています。5.12台かな?って話 し合っています。このエリアは、良いハングがあるのに、下部の岩が泣きたくなるほどボロボロなので、入念なお掃除+慎重なクライミングが必要。ま、でも、 カナダで短いアプローチで冬でも登れるって言ったら、多少は我慢しなきゃです。
ということで、次回晴れ+無風の日があったら、残りのボルトを設置して、試登してみたいと思いまーす。
うー、楽しみー。

2010年1月9日土曜日

4登1休

ふっと、


気付いたら、このルーティンに落ち着きました。


Mount Royalの壁からカルガリー市内のCalgary Climbing Centreに場所を変えてから早2週間経ちました。この間4日登って1日休んでって具合で登っています。4日目はかなりグダグダになってしまうのですが、まぁ、3日間にすると登り足りなく感じてしまうので、これぐらいが良いのかもしれません。
最近はようやくクライミングのことを考えて生活が送れています(先学期が地獄だったから・・・)。そんな感じなので、インドアとはいえ自分の進歩が見えると嬉しく、逆に見えないと、落ち込む・・・事はしないけど疲れがドッと来ます(苦笑)。そんな時は、いつもこのQuatoを思い出してはまた歩をすすめることが出来ます。

"Success is the ability to go from one failure to another with no loss of enthusiasm."
- Winston Churchill-

『成功とは情熱を失うことなく失敗を乗り越えていく力の事をいう』と、訳せばいいのかな。「成功」ってすごく漠然とした概念だけど、クライミングだったら幾度落ちても、はじき返されても、登り続けて、初めて完登、そしてその先へと続いていくってコトなのかな。

「成功」なんてどんな基準で計られるのか知らないし、よく分かんないけど、前へと進む推進力は失わずに、そして、その先にある何かを求めて生きていきたいものです。

2010年1月2日土曜日

久々のアイス

ふっと、


気がつけば、4年ぶりのアイスクライミングでした。


アラスカ以来のアイスに、元ルームメイトのPaulと一緒に行ってきました。場所は、Ghost River Valley。カルガリーから約60分です。で、登ったルートはThis House of Sky。久々のアイスなので、WI3からの復習です。
と言うことで、マッタリクライミングのスタート。取り付き時は11:38でかなりおそーい開始。ほとんどロープ要らずのショートピッチが5つか6つ続き、上部は長めになっていきます。気温も、だいぶ暖かく、最上部手前に着いた時にはかなりポカポカ。この時点で14:12。前に4人のグループがいて、その中の一人は昨年の夏Oktoksで一緒にボルダーリングをした友人で、久しぶりの再会。「nbの冬クライミングのイメージがなくて、最初誰だか分からなかったわよ」って言われちゃった・・・。
そのグループが終了後、最後のピッチを終わらせ、(本当は、最上部の先にあるルートも終わらせる予定だったんだけど、ま、時間が時間なんで)下山開始。取り付き地点に帰ってきたのは16:43で、無事終了。
最初はどうなるコトかと思ってチビリそうだったけど、気温も最高だったし、氷河でのクライミング(アラスカ時代)と比べて、今回の滝の方がいろんな動きがあったりして面白く、何よりふくらはぎ&腕が破裂しそうにならなかったのが良かったです。あ、でも、WI3だからきつくなかったのかなぁ。
6年前に人生初めて連れて行ってもらった(半ば強制だったけど)アイスは40メートルぶっ続けのWI5の直壁だったのを今でも思い出します。寒くて凍えそうになったり、登っている最中は死ぬんじゃないかって思ったりして、当時かるーいトラウマに・・・。それなのに翌年の夏ほぼ毎週末Matanuska氷河に行っていました。今考えたら、何でだろ?って感じだけど、何かはまっちゃったんだろうな。
ま、その頃と比べても、今回はホント楽しく出来て、良かった、良かった。たまーになら、またやりたいなーって思わせてくれたそんな素晴しいクライミングでした。Paulありがとうねー。

2010年1月1日金曜日

新年

ふっと、


気付いたら、2010年です。明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願いいたします。


と言うことで、新年ですが今年は隣町のCanmoreにまたまた行ってクライミング・年越し・パーティーに参加してきました。日本にいた一年を除いて過去7年一回も他の人と年越しを祝ったことがなかったので、なかなか新鮮で、感動してしまいました。Aこさん、Hゴ、Chiかさん、Jumboさん、Chiさん、そして、Yen先生、すばらしい時間をありがとーです。
一年の初めをクライミングで始動できて、クライマー冥利に尽きます。感謝・感謝。しかし、流石に午前0時を回ると何か意識と体が分離してフワフワした感じで、不思議な感覚で登ってました(新たな境地の開拓か?)。
ま、そんなこんなですが、明日、数年ぶりにアイスクライミングに行ってきます。久々に、腕&ふくらはぎのパンプとの戦いに挑んできます。あー、しかし、怖いわぁ。何でアイスに行くって言っちゃったんだろ。新年早々後悔かよ・・・。