2010年11月23日火曜日

近況報告

ふっと、


気づいたら耳が凍ってました・・・。


ここのところ−20℃のあたりをウロウロしていたバンフの気温も今日はとうとうこんな温度になってしまいました。

寒い・・・

・・・・。リゾートスキーで知られるサンシャイン・ビレッジに至っては、今日は寒すぎで、閉鎖しちゃいました。というのも、山の上の方ではwind chill(風速冷却:風が吹いている時の実際の体感温度)で−45℃まで下がっていたそうです。これから、冬のバンフに来る予定の皆さん、防寒対策を忘れずにw。

さてさて、そんなこんななバンフでの極寒生活を過ごしていますが、12月の後半からちょっくら避暑ならぬ避寒休暇を頂きまして、南国に避難しようと思っています。行き先は・・・、

Cuba


クリスマスで大忙しのパタゴニアですが、首切られるの覚悟で楽しんできますw。旅の目的は、言わずと知れたクライミングですが、今回はそれだけではなく・・・


”クライミングを通してその現地の地域社会にどう貢献出来るか”


を主題にして旅をしてきたいと思っています。実際のアクションとして、今現在、クライミング道具や生活用品の寄付を募っています。カナディアン・ロッキー周辺に在住の皆さんを中心に余った道具等を以下の場所で集めています:バンフ→パタゴニア、キャンモア→ビジョン(近日回収ボックス設置予定)、カルガリー→マウントロイヤル大学クライミングジム。皆さんのご協力お待ちしていまーす。

そんな感じで、日々忙しく過ごしていますが、もう後一週間ほどで師走。これ以上、忙しくなるのかと思うと笑えてきますが、青空と白い砂浜のキューバを思い浮かべて、ニタニタ笑いながら乗り切っていこうと思いますw。

2010年11月13日土曜日

Plastic Fest 10'

ふっと、


気づけばこの季節になりました。


カナダはキャンモアのインドアクライミングにて、毎年行われている"Plastic Fest"が今年もありました。ここ数年、ルートセッターとして参加させてもらっています。

今年は、例年以上の多くの方の協力もあって、既存ホールドの回収→メガホールドの移動→セット→課題の試登がすべて早く終わりました。おかげさまで、体の方もクタバってしまうと言う事にはならなかったのでよかったぁ。ただ、まだまだお疲れモードなので写真を載せて大会の様子を端折らせて頂きますw。

皆で既存ホールドの撤去。
薫さん&マサさんありがとうです。
上から吊るしてメガホールドを移動。
翌日は9時からルートセットを開始して・・・
0時前に終了・・・
長かったぁ・・・
しかし、実際のコンペも上々にいき
薫さんを始め・・・
チカさん・・・
そしてカナダのお姉ちゃんこと、
あこさんも頑張っていました。
皆さん、ホントーにお疲れさまでした。しかし、まだまだコンペの冬は始まったばかりです。熱いクライミングを見れる事、楽しみにしていまーす。それでは、疲れたので、おやすみなさーいzzz。





むにゃむにゃ・・・
ホールドの海は気持ちいいなぁぁぁ

2010年11月9日火曜日

Timmy O'Neil & Yuji Hirayama

ふっと、


気づいたらここ数日の間にしびれる出会いがありました。


まず、始めにTimmy。ここバンフで先日まで行われてた”Banff Mountain Film & Book Festival”に来てて、久しぶりに会いました。前回会ったのはRed River Gorgeにて。自分ビール飲めないけど隣に座りに来てビールくれた縁から2年が経ち、彼はPatagoniaのAmbassadarとして、自分はPatagoniaで働く者として会うことができてすごくうれしかったぁ。

今回彼は180゜SouthというPatagoniaプレゼンツの映画の紹介に来てて、その映画の後に部屋で少し話しました。相変わらず飲みまくってました。変わんないなぁw。ちなみに映画は以下の感じ。



日本でも、フイルムツアーをやるので、是非見てみてください。旅とは、自然を愛するとはどんな事か、そんな事を深く考えさせてくれるすばらしい映画だと思います。

久々に会えた嬉しさも覚めやらぬまま、今日バンフセンターに登りに行ったら、ユージさんがいました!ノースフェイスのアスリートミーティングがあるのは知っていたのですが、まさか、尊敬するクライマーが来ているとは思わず、すごくビックリ。

少し話さしてもらって、写真も一緒に納まっていただきました。ユージさんの本を読んで以来、自分の中で追いかける存在の人と実際に会えたという嬉しさは、忘れられないです。


ユージさんありがとうございます。そしてこれからも頑張ってください!
その後、いっぱい登って、かなり腹減りで、今晩の夕食は納豆・アボガド・サルサ丼。えっ、って思う人もいるかもしれないけどマジ旨し。ホントいつも作ってくれてありがとう。ユージさんみたいに強くなれるような気がするそんなご飯でした。ごちそうさまー。

マジで旨し。この絶妙トリオ恐るべし・・・。


2010年11月1日月曜日

ハロウィーン @ Patagonia Banff

ふっと、


周りを見たらひとりぼっちでした。


昨日はハロウィーン。例年はなーんもしない日ですが、今年は変身してみました。テーマは・・・

」。

最近結構パタゴニアのお店で働いているのですが、働きまくっている様を「犬のように働く」と、英語で表現するので選びました。
お掃除したり・・・
物を運んだり・・・
こき使われて・・・は、いないですw。みんな優しい人たちなので助かっています。ただ、ハロウィーン当日、同僚の誰一人として変装してこなかった・・・。ちょっぴり薄情。でも、まぁ、みんな喜んでくれたし、お客さんも喜んでくれたし、よかったよかった。

あ、あと、前日夜遅くまで背中に張る文字を一緒に作ってくれた娘がいて、よかったよかった。マジで、助かったわぁ。ありがとう。それにおいしいご飯もありがとー。
マジ旨し・・・

2010年10月23日土曜日

近況

ふっと、


気付けばもう10月も後半戦です。


9月はお寒い月だったのに、10月は比較的暖かく、まだ冬になるな、なるなと祈る今日この頃。そんな気候のバンフですが、仕事&クライミングをなんとか両立させようともがいでいます。

と言う事で、日々働いているパタゴニア・バンフ店の風景とクライミングの写真で、お仕事&クライミングの様子を伝えたいと思います。

バンフ・アベニュー沿いにあるかわいらしいお店です。
しかし・・・
メインのエリアより少々離れているので気付かれないのが難点。
というか、気付かれないとダメじゃん(苦笑)。
店内の様子。まだ開店二年目ということで、
手直しが必要な部分も多々ありますが、皆で和気あいあいとやっています。
レジの後ろの柱にはスタッフの写真。
その横にはバンフ店にまつわる記事。
そしてマネキンに着せられているのは、
現在キルト・アゲインとして復刻版が出ている
フリースの初代のモノ。欲しいー。
お店のロフトの一角にあるカウチ。
マッターリ出来るお店になるといいな。
ハロウィンがもうすぐと言う事で、カボチャ。
くり抜かれる前からもう既にお化けw。
 で、昨日のキャロットクリークでのクライミング。お仕事で、これから一年間カナダに滞在される森夫妻。僕のクライミング、そして学術にポジティブな影響を与えてくれる方たちということで、しばらくこちらでお会い出来るのはすごく嬉しいです。

リハビリ中なのにLiar (5.13a)を登ってる・・・。
自分、頑張ります・・・。


右手をほぼ使わずに登るあたり、
14クライマーの貫禄。
奥さんも13+まで登られると言う事で、
今後もお二人からいろいろ学んで行きたいものです。

と、まぁ、そんなこんななバンフ生活。つかの間の秋も充実して過ごしたいものです。

2010年10月7日木曜日

大地讃頌

ふっと、


久々に聴きました。効きました。


PE'Zの大地讚頌を。




いろいろ圧力があって入手出来なくなってしまったけど、合唱もまたすばらしいけど、このPE'Zのカバーにはいつも鳥肌が立ちます。

日本にいた頃の

甘酸っぱい記憶や、

深い碧の記憶や、

友人や、家族の記憶、

そんなすべての記憶とともに、

魂を揺さぶる、すばらしいカバーだと思います。


久々にココロに効いた・・・。





2010年10月5日火曜日

Ich bin ürberrascht!!

ふっと、


気付けば7年もご無沙汰でした。


最近頑張ってドイツ語を勉強し直しています。パタのお店に来るお客さんの10人に3人はドイツ人またはスイス人なのです。しかもパタのかわいいドイツ人の同僚がいなくなった今、お店で話せる人はいません。我が双肩にかかっている状況です(大げさかw)。

なんて、別に仕事のためにと言う訳ではなく、中学時代からドイツには興味がありました。高校の環境学の授業で向こうのリサイクルシステムの勉強して、興味から彼の地への憧れへと変化したので、大学1年時にドイツ語を勉強していました。

その後いろいろ自分の生活環境が変わるのと同時に、ドイツ語を深く勉強する機会が失われていったので(初級者講義までがほとんどで中・上級者のはなかなか無かったのです・涙)、かれこれ7年も使っていませんでした。

ということで、いろいろ独学で学び直しています。そんな自分を助けてくれるのが”グーグル翻訳”。かなり驚きの機能があります。調べたい単語およびセンテンスを入力すると出てきます。発音もしてくれるので、スピーキングの練習にもなる!

で、練習したあとお店でお客さんに話しかけてみて反応を見る、そんな感じの繰り返しでやっています。実際に試せると言うのはかなり良いモチベーションになります。今後も頑張って続けていきたいものです。

あぁ、しかし、あのかわいいドイツ人の子が去ってしまって学習意欲に陰りが・・・ってモチベーションが不純すぎるかw。

2010年10月1日金曜日

冷やし中華はじめました(嘘)

ふっと、


目を覚ましたら12:30で・・・


今日10月1日より、いつもお世話になっているキャンモアの日本食料理店”Chef's Studio Japan”にて、ランチが始まりました。記念の初日に行こうと思っていたのですが、前日にカルガリー5時間弾丸ツアーを敢行して夜中の2時半に帰ってきたので寝坊してしまいました。

というわけで、12:48にバンフ出発で、キャンモアのChef'sへチャリで猛ダッシュで行ってきました。
Hwy1沿いの新しいサイクリングロード。マジ眺めがすばらしい・・・
Bow Vallyが一望出来たりします
ようやくバンフ越え・・・
残り4キロ・・・
さすがに折り畳みチャリだときつい・・・
1:45到着!1時間切って新記録更新!
お目当てのラー油・ヌードルセット
マジで旨し・・・
ローストオニオンとラー油の組み合わせ
マジで旨し・・・
皆さん、いつも暖かく迎えてくれてありがとうです!
カナディアンロッキーに来たら是非お立寄を

最高の天気の中、最高のサイクリングをして、最高の昼食にありつけた一日でした。って、キャンモアのカフェにて更新中だから・・・まだ帰り道が残ってるわぁぁぁぁ。





2010年9月22日水曜日

久々の

お店からぼんやり・・・
ふっと、


気付けば3週間ぶり・・・



の晴天&更新です。バンフでの仕事にもだいぶ慣れ、日々世界中のいろーんな人と会えて、なかなかの刺激を受けて生活しています。お店で知り合って、皆各々の国に帰ってからもメールを送ってきてくれて、ホント嬉しい限りです。また、ドイツからの旅人が多いからドイツ語の勉強ができてかなりオモロイ!

昨日の大雪後のカスケード山
ただ、お客さんが来てくれている時はいろいろおしゃべりして、マッターリ出来るのだけど、人が誰一人いなくて今日みたいな晴天の時はかなり心と体がうずきますw。ぼんやり店から外の山々を観てはうーんと唸ってばかり・・・。

ま、仕様がないですね。美輪明宏さんも「給料は我慢料」って言っていたし。ってか、自分の大好きなアウトドアのメーカーで働けて、友達も沢山でき、語学の勉強もできるんだから感謝せねばなぁ。

2010年9月1日水曜日

ナガレ

ふっと、


気付いたらBanffに流れ着いていました。


KananaskisはTim Horton Children's Ranchでの夏のお仕事が"あぁ"と言う間に過ぎ去っていき、いろんな方のサポートがあって今はここバンフに移り住み始めました。


カナナスキスでは、マサさん夫妻を筆頭に皆さんにすごく気を使って頂いて、キャンモアではアコさん夫妻に大変お世話になり、バンフではアベさん夫妻(?)にいろいろ地元の情報提供&お部屋探しをして頂いて、ホントに感謝です。ありがとうございました!


日本を発ってから、フラフラ流れに身を任せ過ぎた8年間でしたが、ここらでしばらくジックリこの土地の人、文化、自然を楽しみたいと思います。うーっ、楽しみーっ!

ちなみに、今まで流れついた土地はすべてイニシャル"A"からスタートするトコばかり(Alabama→Alaska→Alberta)。狙った訳じゃないのに不思議だわー。

2010年8月5日木曜日

Excited!!

ふっと、


気付けば、久々に日本語での更新です。


前回の更新から、だいぶのご無沙汰になりましたが、元気にやっております。Tim Hortonでのお仕事もつつがなく、しかし、足早に過ぎていっています。

そんなこんなな日々で、マッターリとしそうな今日この頃だったのですが、久々にクライミングで興奮しました(と、言うか、興奮覚めやらぬうちにブログっています)。

仕事場でお世話になっているマサさんが発見したボルダリングのスポットに仕事後に行ってきました。場所はWidow Maker。カナナスキスのインフォメーションセンターから車で3分(2km)。パーキングからアプローチ1分と、何とも天国のような場所(詳細はマサさんのブログ『ただのナカヲ』を参照)。

マサさん曰く、まだ誰も登ってはいないのでは?とのことで、まずは、一番はじめに目についた岩でスタート。セクターは名付けてThe Dock(マサさん談)。結構もろい石灰岩ですが、クリーンしたら、V2/3ぐらいのなかなか渋い課題が完成。以前に誰かに触られた形跡があるので、FA(First Ascent:初登)かどうかは微妙なのですが、とりあえず完登。マサさんも第2登を果たしお互い久々の達成感に包まれた、なかなかの至福の時間でしたw。

で、ココから本題の興奮の話なのですが(前置き長っ!)川を渡った対岸になんと...


チョーすばらしいルーフのボルダリングスポットが!


残念ながら暗くなってきてしまったので、ちょっとしか下見できなかったのですが詳細として:
(ボルダーの横幅)10mぐらい
(ルーフの長さ)3.5mぐらい
(高さ)3−4m
(岩質)かなりしっかりと固い石灰岩
あんまりボルダリングはやらないから何とも言えないけど、ココBow Valleyで一番のかぶりであると思います。NB用のガバ(大っきな)ホールドもあれば、クリス・シャーマ用のホールドもあり、しっかりと開拓していけば、いずれカルガリー、キャンモア、さらにはエドモントンの猛者がいずれはK-Countryに立ち寄ってくれることでしょう。ただ、気になるのはスタートは良いとしても、ルーフの中間地点はちょっと何もないような(あることを祈ります)。さらにルーフを越えたあともテクニカルなスラブ...。

しっかり視ないとまだまだ分からないですが、V10以上になりそうな予感が。一生かけて頑張ってみます...。

2010年7月19日月曜日

Goal Setting

Well,


I thought about the definition of a GOAL; "A goal is a written, measurable statement with a specific subject and a deadline. A goal is a milestone in the creation of your ideal life. A goal is what inspires you to do the work everyday" (Lu Lu Lemon, 2007).


Again, let me apologize for using English... As I posted, I have moved to Kananaskis country. If I briefly explain the life of K-country in a few words, I say the life is...

"gone with an unexchangeable time"

Let me explain a little bit more.

[8:00 am] Mornings start with two cups of Tim Hortons Chai Tea.
[5:00 pm] The work has done by (believe or not, the facilities of the Ranch is located 1900m above sea level, so it's a great cardio exercise!!)

The treat of a day for my hungry stomach is at 5:30 pm, and that's all... There are a few exceptions, but pretty much this life cycle goes through the entire summer.

However, the question is "Is this what I meant the 'unexchangeable time'?". The answer is NO. The hours after work (6:30 to 11:30) are precious. One day, I suddenly realized that how I spend this seemingly dispensable time certainly leads how I will be.

Thus, I've set some goals to wisely use this opportunity. In order to do so, a web site by Lu Lu Lemon helped me a lot. It's a really cool and simple site. The thing that I all needed to do was simply typing what I want to be and accomplish in the next one, five and ten years... with my instinct. If you are keen to know more about, please visit Goaltender.

Anyhow, everything here is going well and hopefully will be going well.

...and so you are!!


P.S. I am not a rep of Lu Lu Lemon... just reminder... Rather, I could be anti-Lu Lu because their products are tooooooooooooooooooooooo expensive!! I had to be anti!!

Reference
Lu Lu Lemon (2007). What is a goal? Retrieved July 19th, 2010 from http://goals.lululemon.com/guide.aspx.

Last a couple of weeks...

Well,


Finally I could access to internet... I mean fast one...


Please let me type in English since I cannot read any Japanese characters at the Ranch (my work place).

I've been living in Kananaskis pretty well, and so far everything has been alright. I really wanna tell what's going on nowadays, but I just post pictures and a few words because I guess my parents will have a hard time to figure out what I'm typing in English...

A huge wall... I love Planet X!!
By the way, congrats Masa san!! He onsighted 5.11d!

Sometimes, a stranger comes on my bed and sleep...


Epic! Noriko san is scrambling on the last crux section of Mt. Lady McDonald.

This is my life so far...

2010年6月21日月曜日

しばらく

ふっと、


したことから、カナナスキスと言うところに移ります。


ネットも、携帯もなかなか使えないとこですが、
おいしい空気と、
すばらしい人たちと、
まぁ、楽しくやっていくつもりです。

ってことで、ちょっと、ブログは更新できない日々が続きますが(いつものことかw)、
ま、こちらは元気にやっていきますので、
皆さんも、良き、梅雨、初夏、夏をお過ごしください。

それでは、また。


追:オランダに負けちゃいましたね。カナナスキスの山奥で、デンマーク戦で勝手に盛り上がるつもりです。日本がんばっ!

2010年6月17日木曜日

先週末


ふっと、

気付いたら、もう週末が近づいています。


先週末に登りにいったときの写真がアップできていなかったのでしておきます。

この前マサさんにとってもらったようなクールなショットをって思っていたのに、ダメでした。

ただ、登っている薫さんはクールでした。

よく思う事で、

自分はてっきりクライミングという行為だけ楽しんでいると思っていたけど、最近は、登っている人の...

+ 集中している姿
+ できないムーブができるようになる過程
+ 登りきってじっとその喜びをかみしめる姿

を観るのがすごく嬉しいし、良いもん見せてもらったなと心から感じます。ちょっといろいろあったり、忙しくなったりして、クライミングからはしばらく距離を置こうと思いますが、これからも、クライミングを通して、いろんな感動や、感銘を受けられると良いなと思っています。

2010年6月14日月曜日

勝ったぁぁぁぁ!!!!!

ふっと、


息つく間もない試合でした。


日本対カメルーン戦。松井選手から本田選手への見事なアシストにより勝利ー!ディフェンス陣も、試合残り5分までは、非常に安定した守りをしていて、よかったー。

落ち着いてシュートを決めた本田選手はもとより、縦への推進をみせた大久保選手や松井選手、的確なポジショニングだった長谷部選手、インターセプトを何回も見せた遠藤選手、粘り強かったDFの選手達、すばらしかった!

よっし、まず一勝!やったー!

2010年6月10日木曜日

WCが近いです

ふっと、


気づけば、もう非常に近いです。


別に、お腹が緩い訳ではありません。WC...おトイレの事ではありません。明日ワールドカップが開幕ですね。

初戦の南アフリカとメキシコは朝7:45にキャンモアで観る事ができます。ジワジワ、興奮してきました。いろいろ、我が、日本代表への複雑な思いはあると思いますが、ここまで来たら、応援し続けるしかない、そういう思いでいます。

先日、代表の阿部選手のインタビューを読みました。千葉時代オシム監督にキャプテンとして休みをもらいたいと聞きにいったとき、*「休むのは、現役を引退してからでいいだろう」と言われたそうです(詳細はココ)。

選手の皆さんは、大変かもしれないけど、とにかく、走って、走って、大会後に充実を感じながら休息をとってもらいたいと思います。がんばれー。

* Hidezumi Shimazaki. (2010). オシムさんへの恩返しはW杯の舞台で - サッカーエリートがようやくつかんだ世界挑戦の切符. Retrieved June. 6th, 2010 from http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/wcup/10southafrica/text/201005290008-spnavi.html.

2010年6月7日月曜日

ダンスdeサルサ

ふっと、


あの子が作ってくれたサルサを食べたくなりました。


アラスカ時代に会ったKylaが作ってくれたサルサがなんだか食べたくなり、その当時の記憶を辿って作ってみました。

サルサ[一人分]
トマト     小2
タマネギ    1/6
ニンニク    2片
Cilantro    みじん切りを大さじ2杯
Jalapeno    小1/2
ライムジュース 大さじ2杯
レモンジュース 大さじ1杯
塩       おいしくなる分だけ
胡椒      極小

全部細かく切って混ぜて終わり。当時彼女はライムもレモンも搾ったものを使って作ってくれたけど今回はジュースを使っちゃったからか、香菜(Cilantro)の香りがまーったくないモノを買ってしまったからか、今回作った者があの太陽のような子ではなかったからか、あの味は出せなかった...。

話は少々変わって、最近読んでいる『Cool Cuisine -Laura Stec-』の中にハッとさせられる言葉がありました。


Food, like oil, is the sun's energy stored in a different form. It appears to be solid, but it is actually a mass of millions of atoms and electrons buzzing around one another. When we swallow that energy, it converts back to fuel, making us a world of solar-powered people... Science explains that the power of food comes from the protein, carbohydrates, vitamins, minerals, and antioxidants found within. But the source of these compounds and the strength they exhibit are drawn from an elemental dance between sun, soil, water and air, assisted by human energetic interaction.

食物とは、太陽のエネルギーが異なる形と成って蓄えられた物です。一見、形ある物のように見えますが、実際は何億という分子と電子が忙しく飛び回って形成されています。私たちがそれを口にする時、(食べ物は石油のように)それは燃料に変換され、まさにソーラーエナジー人間となる訳です...科学上では、食物による栄養素はタンパク質、炭水化物、ビタミン、ミネラルや抗酸化物質によるもの、としかしていません。しかし、これらの栄養としての成分や食物本来の力強さは、人々の精力的な力添えによる太陽、土、水や大気たちの自然のダンスによって引き出されたものなのです。


大自然のダンスの味がしたサルサ。あの子は今も元気にしているかなぁ。


Stec, Laura. (2008). Cool Cuisine: taking the bite out of global warming [1st ed]. Gibbs Smith. UT: USA. pp 3-4.

さてと

ふっと、


ようやく、一息つけました。


昨日、Ha Ling PeakのSisyphus RouteをYanmuskaロックガイド治郎さんと登ってきました。ようやく自分の中でケジメを付ける事ができた...かな。以下は概略。
[5:40]出発。
[7:30]登攀開始。最初はスラブの10aを2Pitch。開始5分の何もないトコで、いきなりフォール!いきなりレッドポイントの夢は消え失せたのでしたw。寝ぼけてたのか、もしくは緊張していたのかなぁ。
その後はゆっくりですが、確実にテクニカルなスラブを越えていきます。が、10cのPitchでホールドごとひっぺがされて2回目のフォール。かなり慎重に良いクライミングができていただけに非常に残念。
[12:00]その後は落ちる事もなく最初のハードな10Pitchを終了。前回敗退した11Pitch目到着。あとは快適な5.9&5.8のクライミングと思いきや、かなり慎重に登る事になってしまいました。なかなか侮れん...。
「15:30」すべての21Pitchを無事終了。所要8時間。さすが治郎さんノーテイクですべてをバッチリ登りきりました。nbのゆーっくりなクライミングにつき合っていただき、ホントありがとうございました。

今回は敗退する事なく、きっちり頂上までたどり着けました。キャンモアの友人すべてを巻き込んでしまった、自分の心の中で少々やるせない気持ちでくすぶり続けた前回のトライから3年。ようやく、気持ちの整理をする事ができました。

と、言っても、実際のところ、少々あっけない幕切れであったのと、レットポイント成らずであったので、感慨に耽る事はなかったようです...。しかし、きちんと成長の跡を感じられた、そんなクライミングでした。


ま、何はともあれ、3年前を含め関係者の皆さん、本当にありがとうございました。少し大人になれた(遅い?)ようです。



さぁてと、次の目標は...。

2010年6月5日土曜日

ひとーつ。

ふっと、


気付けば一つずつ問題を解決していた。


そんな夏にしたい今日この頃です。ということで、しばらく打ち込んでいたMassive Attack(12c)を昨日完登してきました。出だしをDynoムーブで無理やり解決して、核心部はTechnicalにトウとヒールのジャミングで・・・、ってクライミング分からん人には何のことだかさっぱりですね。

ま、なかなか趣のあるルートであったということです。いろんなクライミングのスタイルを必要とする好課題であったと思うので、久々に嬉しさを感じました。これからも、クライミングだけでなく、やるべきことをきちんと、少しずつでいいからこなしていけるといいです。


でないと、小学校の時みたいに夏休みの最終日が宿題でえらいことに・・・。ちゃんと成長せねば・・・。

写真:マサさん、実物以上にカッコいい写真ありがとうございまーす。

2010年6月3日木曜日

ケジメ

ふっと、


感じた事がありました。


キャンモアにて、3年前に敗退を余儀なくさせられた山がありました。その山を先々週に別のルートで登頂してきました。10ピッチぐらいの5.6のルートでしたが、当日は麓で2℃&強風(+アイス)で、スポーツクライミングでたのしーくクライミングをしている者には、少々厳しい環境でした。

壁下の取付き部までスクリー&残雪を強風の中歩いていくのですが、あまりの強風に体が何度かなぎ倒されそうになりながらふと思った事がありました。それは、風にどう向かって歩いていくかということ。


横からの風にはけっこう煽られてしまうのですが、
真っ正面から風を受けると意外としっかり立っていられ、
後ろからの風は周知の通りするすると前へ進めます。

強風に対して顔を上げ、真っ正面から受け止める事は勇気がいる事かもしれません。
しかし、逃げ腰でその場をやり過ごそうと姿勢を変えると倒されてしまいます。
風に耐えると、それはやがて推進力に変わります。


今度は完登できなかった、3年前に着けられなかった、自身のケジメを逃げずに真っ正面から向かい合いにいきます。

2010年5月30日日曜日

Japan対United Kingdom

ふっと、


先日の試合を見て気付くことがありました。


しばらくの間、日本代表の戦いが重苦しく、低調だったこともあり、応援する者としては切ない思いではありましたが、オシムさんの言葉を借りるならば、今回の試合は「勇気ある戦い」であったことと思います。

ポジティブな要素が感じられた試合ではあったのですが、それよりもすごく気になって、気になって仕様がないことがありました。それは、PKの時のこと。

川島選手のすばらしいセービングにより、ゴールを守りきった瞬間、ルーニー選手が後ろから猛然とゴールに向かっていました。中沢選手(だと思う)のヘディングのクリアがちょっと早かったから事なきを得たけど、なんかすごくぞっとしました。それは・・・、

1.日本の選手が誰も彼をマークして追っていなかったから。
2.ルーニー選手など、ワールドクラスと呼ばれる人達の集中力の高さ、ゴール、ボールへの反応の速さと貪欲さ。
3.そして、そういう猛者を相手にしていかなきゃならないのに日本人選手の危機能力の低さ。
4.川島選手のすばらしいセービング(すばらしいのはもちろんだったのだけど)だけがクローズアップされてしまうこの空気感。

本当に4強を目指して頑張ってほしいと思うし、すばらしい試合だったのはそうなんだけど、ますます、世界との差を感じてしまって、凹んでしまった・・・。この差を埋めるのに残り11日間しかないとは・・・。

日本代表の皆さんの高い集中力の維持に期待したいと思います。

2010年5月29日土曜日

ゲンキですかー!

ふっと、


昨日姉からもらったメールに写真がついてきて、驚愕しました。


姉の肩を抱くその男は「燃える闘魂アントニオ猪木」。マジいいなぁ。流石に闘魂ビンタはしてもらわなかったと思うけど、良い刺激になったんじゃないかなぁ。nbは会えなかったけど、彼の言葉で闘魂注入してもらいます・・・。


この道を行けばどうなるものか、危ぶむなかれ。
危ぶめば道はなし。
踏み出せばその一足が道となり、その一足が道となる。
迷わず行けよ。行けばわかるさ。


先日の友人ブログ(ChiccaLoop)で見たのっぽさんの迷言(?)といい、この一休和尚の言葉といい、自分励まされるわぁぁ。

2010年5月28日金曜日

チョー、ヒサシブリネ。

ふっと、


Canmoreに移ってきてから全然更新できていませんでした。


17日にKelowna&Oknaganの方からCanmoreに戻ってきて、翌日にここCanmoreにあるChef's Studioの寮に潜り込ませてもらいながら、クライミングに勤しんでおりました。で、ここ2日間はカルガリーに戻っていろいろVisaの手続きやら何やらをやってきて、無事Canmoreに戻ってきました。

順番にKelownaのトリップからいくと、すごくリラックスできたすばらしい旅でした。いろんな初めての場所にいけて、苦手なボルダリングも少し克服できて、慣れてきた気がしました。また、最終日に行ったワイナリーはすごくよかったー。GreyMonkっていう所なんだけど、無料の試飲&ツアーをやっていて、ほんの少しだけど飲ましてもらいました。なんか美味しいんだろうなーという気にはなれましたw。皆さんもしKelownaの方に9月ごろに行ったら是非立ち寄ってみて下さい。ブリュウ・マスターさん達がせっせと働いて活気のある現場が観れることでしょう。

で、その後のクライミングはCanmoreエリア特にGrassi&Cougarエリアで登らせてもらっていました。ここCanmore&BowValleyにはチームJapanなるクライミングチーム(?)が存在してて、最近お邪魔させていただいているのだけど、マジすごいです。激寒の中も夜9時、10時まで登って行く皆さんの情熱に心底打たれます。Wimpなnbですが皆さんの勢いにつられ頑張っているように見せかけていますw。で、Canmoreで登っているとCalgary組のみんなとも会えて、久々に日本語をしゃべるMarkとも会えたりして「チョーヒサシブリ!」な出会いがあったりました。

ま、なにはともあれ、まだシーズン始まったばかり。しっかり自分の決めたペースでじっくり登って、今年こそは自分の目標を達成したいと思っていまーす。うぉー、気合入ってきたー!