感じた事がありました。
キャンモアにて、3年前に敗退を余儀なくさせられた山がありました。その山を先々週に別のルートで登頂してきました。10ピッチぐらいの5.6のルートでしたが、当日は麓で2℃&強風(+アイス)で、スポーツクライミングでたのしーくクライミングをしている者には、少々厳しい環境でした。
壁下の取付き部までスクリー&残雪を強風の中歩いていくのですが、あまりの強風に体が何度かなぎ倒されそうになりながらふと思った事がありました。それは、風にどう向かって歩いていくかということ。
横からの風にはけっこう煽られてしまうのですが、
真っ正面から風を受けると意外としっかり立っていられ、
後ろからの風は周知の通りするすると前へ進めます。
強風に対して顔を上げ、真っ正面から受け止める事は勇気がいる事かもしれません。
しかし、逃げ腰でその場をやり過ごそうと姿勢を変えると倒されてしまいます。
風に耐えると、それはやがて推進力に変わります。
今度は完登できなかった、3年前に着けられなかった、自身のケジメを逃げずに真っ正面から向かい合いにいきます。



