2010年5月30日日曜日

Japan対United Kingdom

ふっと、


先日の試合を見て気付くことがありました。


しばらくの間、日本代表の戦いが重苦しく、低調だったこともあり、応援する者としては切ない思いではありましたが、オシムさんの言葉を借りるならば、今回の試合は「勇気ある戦い」であったことと思います。

ポジティブな要素が感じられた試合ではあったのですが、それよりもすごく気になって、気になって仕様がないことがありました。それは、PKの時のこと。

川島選手のすばらしいセービングにより、ゴールを守りきった瞬間、ルーニー選手が後ろから猛然とゴールに向かっていました。中沢選手(だと思う)のヘディングのクリアがちょっと早かったから事なきを得たけど、なんかすごくぞっとしました。それは・・・、

1.日本の選手が誰も彼をマークして追っていなかったから。
2.ルーニー選手など、ワールドクラスと呼ばれる人達の集中力の高さ、ゴール、ボールへの反応の速さと貪欲さ。
3.そして、そういう猛者を相手にしていかなきゃならないのに日本人選手の危機能力の低さ。
4.川島選手のすばらしいセービング(すばらしいのはもちろんだったのだけど)だけがクローズアップされてしまうこの空気感。

本当に4強を目指して頑張ってほしいと思うし、すばらしい試合だったのはそうなんだけど、ますます、世界との差を感じてしまって、凹んでしまった・・・。この差を埋めるのに残り11日間しかないとは・・・。

日本代表の皆さんの高い集中力の維持に期待したいと思います。

0 件のコメント: