2010年6月7日月曜日

ダンスdeサルサ

ふっと、


あの子が作ってくれたサルサを食べたくなりました。


アラスカ時代に会ったKylaが作ってくれたサルサがなんだか食べたくなり、その当時の記憶を辿って作ってみました。

サルサ[一人分]
トマト     小2
タマネギ    1/6
ニンニク    2片
Cilantro    みじん切りを大さじ2杯
Jalapeno    小1/2
ライムジュース 大さじ2杯
レモンジュース 大さじ1杯
塩       おいしくなる分だけ
胡椒      極小

全部細かく切って混ぜて終わり。当時彼女はライムもレモンも搾ったものを使って作ってくれたけど今回はジュースを使っちゃったからか、香菜(Cilantro)の香りがまーったくないモノを買ってしまったからか、今回作った者があの太陽のような子ではなかったからか、あの味は出せなかった...。

話は少々変わって、最近読んでいる『Cool Cuisine -Laura Stec-』の中にハッとさせられる言葉がありました。


Food, like oil, is the sun's energy stored in a different form. It appears to be solid, but it is actually a mass of millions of atoms and electrons buzzing around one another. When we swallow that energy, it converts back to fuel, making us a world of solar-powered people... Science explains that the power of food comes from the protein, carbohydrates, vitamins, minerals, and antioxidants found within. But the source of these compounds and the strength they exhibit are drawn from an elemental dance between sun, soil, water and air, assisted by human energetic interaction.

食物とは、太陽のエネルギーが異なる形と成って蓄えられた物です。一見、形ある物のように見えますが、実際は何億という分子と電子が忙しく飛び回って形成されています。私たちがそれを口にする時、(食べ物は石油のように)それは燃料に変換され、まさにソーラーエナジー人間となる訳です...科学上では、食物による栄養素はタンパク質、炭水化物、ビタミン、ミネラルや抗酸化物質によるもの、としかしていません。しかし、これらの栄養としての成分や食物本来の力強さは、人々の精力的な力添えによる太陽、土、水や大気たちの自然のダンスによって引き出されたものなのです。


大自然のダンスの味がしたサルサ。あの子は今も元気にしているかなぁ。


Stec, Laura. (2008). Cool Cuisine: taking the bite out of global warming [1st ed]. Gibbs Smith. UT: USA. pp 3-4.

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