2009年3月8日日曜日

DST

ふっと、

気付いたら、今日からDaylight Saving Time(DST)による、Summer Timeになりました。


毎年3月の第2日曜日の午前2:00からSummer Timeがはじまり、この場合、時計の針を1時間進めます。そして、11月の第1日曜の午前2:00にWinter Timeとなって、1時間戻します。ややこしいーと、馴染みのない日本の皆さんは思われるかもしれませんね。

DSTは夏場に昼間の時間を長くして夜に使用される電気の量を減らす目的でアメリカ、カナダ、欧州といった緯度の高い国で多く導入されています。ま、緯度が高いと日照時間が長いですからね(Nobuもアラスカにいるとき夜中の12時まで、明るいから外で元気に遊んでいた記憶がありますw)。

でもほんとに効果あんのか?って疑問に思ったのでちょっと調べてみることに・・・。

カルフォルニア州エネルギー委員会の2001年レポートによると冬場は一日あたり3400Mega Watt hours(MWh)、夏場は1100MWhのエネルギー量をおさえたみたいで、一応の効果はあるみたいです。夏場の効果が薄いのはやっぱり暑いから冷房ガンガン使ってしまうからか?っていってますが、実際の電気代のコストで視てみると、$300~900Million(日本円にして2900億~8800億!!)の節約が6月から10月のトータルで見込まれたとか。というのも、電気代は州全体の消費量のピーク時に高くなり(3時とか)、朝方などに安くなるという変動性なので、昼間家にいないから、ま、安く済むと。

ちなみに日本も一時期使われていたみたいで戦後の占領下の1948年から1951年に実施されていたみたいです。意外でした。もしかしたら、そのうち復活するかもしれないですよー!

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