2009年12月28日月曜日

それが答えだ

ふっと、


気になっていたシューズをとうとう買ってしまいました。


愛用のVenom(6月の記事参照)というクライミングシューズがまたまた穴が開き、リソールしてもらう間靴がないので、いろいろ悩んだ挙句、Solutionに決めました。決めたポイントは
  • ずっと使っていたTestarossa($173)より安かった($168)から
  • 友達が、意外とSensitiveだって言うから
  • やっぱりSportivaのヒールが最高にいいから
皆が履いているから、えーどうしようかなぁーって躊躇した部分は確かにあったのですが、そんな些細なこだわりは捨てて、

己のクライミングに精進すべし

と、そんなSolution(答え)に導かれました・・・とさ。

2009年12月26日土曜日

Canmoreにて

ふっと、


いつも休暇があるとCanmoreにお世話になりに行っています。


大好きな町Canmoreに22から25日まで行ってました。Grassi Lakesという池の近くにエイド・クライミングが出来る場所があるので、そこに登りに行く予定でした。が・・・、致命的にも防寒着を忘れてしまい、マッタリ観光旅行に変更しました。
ということで、My FavoriteなBagle Co.に行ってベーグル食べて、ゆっくりして、
隣の本屋で本買って読んだりしてました。買った本は『Last Child in the Woods』って本で、nbはまだ読み終わってないので、あらすじすらいえないけど、自然教育などに興味がある人には超がつくほどお奨めです。そうでない人も、自分の子供をどんな教育環境下で育てるべきか、考えさせてくれる本ですので、機会があったら読んでみて下さいな。
その本をまたまたFavoriteなCommuni Tea Cafeでマテ茶飲みながら読んで、
その後、またまたまたFavoriteなCanmoreのクライミングジムVisionにて、たくさんの友達といっぱいセッションしたりして、楽しんできました。
そんなこんなな数日を過ごして帰ってきました。ほんと、ゆったりとした時間が流れるCanmoreはすばらしい町です。是非Canadaに来た時はお立ち寄りを。

2009年12月25日金曜日

クリスマスの夜は

ふっと、


ネットで息抜きです。


ネットサーフィンってやつをやると、たまに面白いものに出会います。今回は「座右の銘メーカー」ってやつと、「アイラブTシャツメーカー」っていうもの二つを『うそこメーカー』と言うサイトでやってみました。
で、nbのフルネームでやってみたら・・・






だって。何かさりげなく雰囲気が出ている感じがしなくもないです。で、「アイラブTシャツ」の方は・・・。






あ・・・、奇跡が・・・。Alaska時代は、もろに、その専攻だったし、今も似たようなやつで、マジ笑っちゃいました。どんな情報元にこれが出てくるんだろう。気になるぅ・・・。

リンク元:うそこメーカー http://ameblo.jp/usokomaker/

2009年12月11日金曜日

B Day!




ふっと、


気付いたら、うちのルームメイトの誕生日祝いをしなかったことに気付きました。


って、言うか、彼自身も忙しかったので誰にも言わなかったみたいで・・・、と言うことで今日お誕生日祝いをしました。わが部屋(4人)の誕生日恒例のジャンボ・ラザニアです。と言っても、皆山男なので前回は一瞬にしてなくなってしまいました。今回は、みんなの友達や、彼女も一緒ってことでジャンボ2つ分作りました。
お味の方は、かなりいけてました。これも、Cさんや、H&T夫妻から習ったラザニア+トマトソースの作り方のおかげ。経験がかなり活きました。どーもありがとうございました!!

あーしかし、皆クライマーなのに食いすぎだよ・・・。

2009年12月6日日曜日

Intro Rock Climbing Class

ふっと、


書いちゃいました。


今、大学のクライミングのクラスのアシスタントをやっているのですが、今度そのクラスの筆記試験があるみたいなんです。で、Nobuはその授業を受けた事なく、教授に「筆記試験だけ受けて」っていわれたので、受けることに。
しかし、ただ勉強するのもなんかつまらんと思い、ブログに書くことにしました。ってことで今回は初級クライミング講座です。経験者&興味のない方にはつまんないかなー。あ、でもどんな感じでCanadaでは教えているかってのがわかって面白い・・・かも・・・。

シラバス
Course Description(授業概要)
登攀技術を網羅するこの授業では、すべての基礎知識から初歩的なリードクライミング技術までの習得を目指し、口頭による安全確認、判断を実践的に養う。
Learning Outcome(履修による得られる成果)
コミュニケーション、思考技術、団体行動による相互関係、情報収集能力、自己判断能力、及び倫理観の向上。
Course Evaluation(授業の評価
  1. 出欠          10%
  2. リサーチ(小論文)  20%
  3. 授業態度       10%
  4. 期末筆記試験    30%
  5. 期末実技試験    30%
Course Schedule(授業予定)
講義)クライミング史・価値観、装備品、グレードシステム、危険要素、緊急時の対処法、人口壁と倫理観
実技)ボルダーリング、ハーネスと結び、ビレー技術、呼びかけ、トップロープ・クライミング、レスキュービレー、懸垂下降、自己レスキュー、安全支点、プロテクション、リードクライミング

ってな感じの内容で、講義の内容は・・・。

クライミング史
1492 Mt. Aiguille初登(フランスのチャールズ7世の軍隊における軍事活動)
1786 Mt. Mont Blanc初登(BalmatとPaccardによる調査隊)
1865 Mt. Matterhorn初登(Edward Whymperの遠征‐レクリエーションのカテゴリー‐)
1953 Mt. Everest初登(Edmund HillaryとTenzing Norgayの国威をかけた国際競争)
1983 Mt. Everest初登(SkresletとMorrowの同じく国威をかけた遠征)
1986 Mt. Everest北米出身女性の初登(Sharon Wood)

クライミングのグレードの種類
クラス
クラス1 丘陵歩き
クラス2 登山
クラス3 Scrambling(スクランブル登攀)
クラス4 アルパインスタイル
クラス5 フリークライミング
クラス6 エイド・クライミング(人工登攀)

ヨセミテ・デシマル(クラス5)

5.0-5.15c

エイドクライミング(クラス6)

A0 道具による人口登攀
A1 安全な人口登攀
A2 不自然なプロテクションではあるが比較的安全な人口登攀
A3 非常に悪いプロテクション。比較的短い滑落
A4 危険な体重移動による人口登攀。移動中の他の動作はほぼ不可。死の危険大。
A5 非常に危険な体重移動。最低20mの滑落及び死の可能性最大。

グレード

Ⅰ 1時間から30分のクライミング
Ⅱ 半日クライミング
Ⅲ 一日クライミング
Ⅳ 丸一日クライミング
Ⅴ 一泊クライミング
Ⅵ 遠征クライミング

危険要素(Hazards)
Endogenous(内因性危険因子)
  • 疲労
  • 低体温症(寒さ、湿度など。震え、記憶障害、意識不明が起こる。)
  • 脱水症状(指の膨張、水腫、判断速度の低下)
  • 軽率・不注意(エゴ、環境の過小評価、自己能力の過大評価、性急さなど)
  • 応急処置のミス
Exogenous(外因性危険因子)
  • 気候(風雨、落雷、日照など)
  • 落石(浮石も含む)
  • 野生動物
  • 装備品の欠陥(メインテナンスの欠如)
緊急時の対処法
パートナー(被害者)と自分だけの場合
  1. 状況確認
  2. 自己の安全確保
  3. パートナーの安全確保および更なる被害・怪我の防止
  4. コミュニケーション(1、被害者 2、他の人々)
  5. 被害・怪我の経過の確認と予知
  6. メディアへのコメントは差し控える
助けを求めにいく場合次の項目をメモにして残す
  • 事故の時間
  • 正確な場所
  • 症状
  • 必要な処置
  • 状況の経過

倫理
Legal Insanity(法的責任能力)
M'Naughton Rule (1840)‐定義‐ 正否判断の無能
過去の倫理に関する議論
  • 裸足とラバー
  • プロテクション(エイドとフリー、クリーンプロテクションとボルト&ピートン)
  • チョーク(白チョークと岩に合わせた色のチョーク、チョークマークとチョークの清掃)
  • ボルト(ボルトの正否、ボルト間隔、岩に合わせた色のボルトの使用、既存のボルトの回収、古いボルトの安全性)
  • Hang-Dogging‐登攀最中にロープにぶら下がりながら休む事‐
  • チッピング(岩を削って登れるようにする事)と岩の接着
  • ドライツーリング(ピッケル・アイスツールを使用した岩の登攀)
  • 私用地・公用地における使用料
  • アクセスの規制(私用地における法的義務、トイレ問題、自然・野生動物・文化遺産保護)
と、まぁ、(これでも)簡単・簡潔に書いたつもりですが、結構いろんなコト学びます。一応やっぱり大学の授業の一環だからかなぁ。北米では、こうした野外教育、体験教育の重要性を認識してて、ただ単に楽しむと言うだけでなく、体験を通して、

Group Dynamics(集団力学)
Critical Thinking(批判的思考法)
Decision Making(自己判断)
Responsibility(責任感)

といった講義ではなかなか得られにくい分野も学びの対象としています。考える力。その重要性が日本にももう少し広まっていったらいいなと思います。Nobuの就職難が解消されるだろうし・・・。

へナジードリンク

ふっと、


こっちのセブンイレブンで見つけてしまいました。


最近、みんな忙しくて、毎晩のように我が家にいろんな人が集まっては課題やら、レポートををやっています。そんなこんな、なので、夜の9時に皆で近くのスターバックスに行き、コーヒー飲んで息抜きをするのが恒例になっています。
Nobuはスタバのコーヒーは飲まないんだけど、息抜きがてら行ったりしてて、昨日はセブンイレブンに立ち寄りました。そこで、なんと・・・「Slow Cow」なるドリンクを発見!つい、出来心で・・・買っちゃいました・・・。


簡単に言ってしまえばエナジードリンクのま逆...


説明には「Helps soothe mind and body―心と体をリラックス」なんて書いてあったり...


カモミール(と呼ばれるハーブティーとかに良く使われる野草)が入っていたり...


ラベルの牛はとろけちゃっているし(笑)。缶の裏の使用容量は「成人:一缶(250ml)、一日二缶、必要に応じて」って(笑)。どんだけリラックスしちゃうのって突っ込みたくなるようなドリンクでした。味の方はうっすーーーーい(カキ氷の)ブルーハワイ的な味。でも、なんかはまっちゃう(苦笑)。効果は、まあ疲れてるからかは知らないけど、飲んだら眠くなっちゃいました。

日本に売っているかどうかは分からないけど、是非お試しを。くれぐれもお仕事のない日に。

2009年11月23日月曜日

国境なきお笑い?

ふっと、


何か感動しちゃいました。


先日、同僚の誕生日祝いの夕食を皆でしたときの事。うちのクライミングジムにはコメディアンみたいな人が多いのだけどその中の一人が先に帰宅するというので、店を後に。残りの皆はまだ店内にいて、彼の帰り姿を窓から見てました。案の定、店の外で彼が一発ギャグ的なことをして去っていったので店内に笑いが。

その後、姿が消えたと思ったらまたスーッと戻ってきて、ギャグをやろうとして、彼女に引っ張られるようにして連れていかれちゃったので、また笑いが。

って思ったら、またスーって帰ってきて、また引っ張られて行っちゃったのでまた爆笑。

誰かが、「彼の笑いの三回ルール」みたいなことをいってて、「あ、日本と似てる」って思っちゃいました。日本にも"天丼"(繰り返して笑いをとる手法)で、笑いをとっていることがたくさんあるなぁって。
こっちのTVのコメディー見ても、そんなに笑えんって思うことたくさんあるのだけど、意外と似ているトコもあるんだなぁっておもってちょっと感動。


それぞれの文化で、いろいろな違い・価値観があるし

そのことで悩む事もたくさんあるけど、

人間の本質みたいな部分(喜怒哀楽とか)は意外と変わんないんじゃないかなって

そんなふうに思えた出来事でした。

2009年11月17日火曜日

Plastic Fest 2009

ふっと、


した達成感と反省を、登らなくてもクライミングは感じさせてくれます。


先週末、Calgaryの隣の町CanmoreのクライミングジムVisionでボルダーリングのコンペがありました。昨年もルートセッターとして参加させてもらい、今年も同じく、課題をセットしてきました。
課題はV0からV9までで、キッズから経験者まで楽しめる大会となったと思います。もともと、この大会はVisionのユースチームに所属する子達が国際大会に出場するにあたり、その賛助という事で企画されていて、Nobuも少しだけでも役に立てればと思い参加しています。
ということで、セッティング当日の午前1時にCanmoreに到着して、その日の午後9時までセットと試登をして、Calgaryに帰ってきました。Canmore滞在時間20時間の弾丸ツアーでしたが楽しめて本当に良かったです。課題も、自分で言うのもなんだけど、年々いろんな課題をセットをしてきているから、より洗練されたものが少しは出来たんじゃないかなって思います。
ただやっぱり、上手くいかなかった部分があったりして、具体的に言えば・・・
  • 腕のリーチや、身長差によって難易度が変わってしまう事(自分の中で永遠の課題である・・・)
  • 自分特有のムーブメントがあって、それがどうしてもいくつかの課題に反映されてしまう事(ある意味一つの個性としてはいいのだけど、バラエティ豊かな課題を作るべきだとも思う)
  • 想像性のある課題と単なる駄作との境界線が難しい(経験の少なさから来ると思うし、失敗を恐れるあまりに安全パイ的な課題に逃げてしまったりもする)
ってな反省をしたりします。インドアクライミングとアウトドアを比較して詰まる、詰まらないという話がよくあるけど、良い課題というものは中だろうが外であろうがNobuは存在すると思うから、面白いとか、達成感のあるとか、魅力がある、そんな課題を作っていけたらホントにいいなって思います。

話しは変わるのだけど、最近登れてなかったから、いきなり40コぐらい課題を登ったら、体が悲鳴を上げちゃいました。う~、筋肉痛がぁぁぁぁぁぁぁぁ。

2009年10月20日火曜日

Reel Rock Film Tour 2009

ふっと、


思えばもうこの時期になりました。
今年で4回目になるReel Rock Film Tourが今年もカルガリーにやってきました。Film Tourというように、北米各地で公開されていきます。カルガリーでも、地元のクライマーのLocal Movieで始まり、本編の方もかなりアツイ内容で、いい刺激になりました。



これから見る人もいるかもしれないので、あまり内容は言いませんが、今秋Big Up Productionsから発売された『Progression』の中から取り上げられた、クリス・シャーマのJumbo Love(5.15b)の完登シーンはマジすごかったです。とうとうクライミングの次元もこんな所まで行ってしまったのかという感じで、ホント、今の一瞬から頑張らないとその足元にも行き着けないなとひしひしと思いました。

ま、といっても、焦らず、じっくりと、自分のやるべき事やりつつ、長い時間かけてクライミングは取り組んで行きたいと思ってます。っていっても、忙しすぎて、次ぎ登れるのは12月・・・かなぁぁぁ。

2009年10月15日木曜日

アシスタントとして

ふっと、

気付いたらもう10月の半ばなんですね。完全に時間の流れを感じられていない今日この頃のNobuです。


さて、さて、つい先週末、大学のBackpackingの野外クラスにアシスタントガイドとして行ってきました。この授業は主に大学一年生を対象としたクラスで、バックパッキングについて必要な事はもちろん、Leave No Trace(LNT)という北米の団体が提唱する、野外活動における環境保全のルールについてしっかり学ぼうというのがテーマでした。野外クラスでは、皆ほぼバックパッキング初心者という事で、荷物について、設営、撤収について、ストーブについてなど基礎的なTeachingの項目をNobuはカバーしました。

で、学生はこの授業でLNTの実技、筆記テストに合格するとTrainerの資格が授与されます。実は、Nobuアシスタントにもかかわらずこの資格持っていなかったので皆と混ざって受けました。
で、結果は・・・


合格!


というか、落ちたら恥でしたので、皆とは違った、悲壮感を漂わせながらの受験でしたw。しかし、そのかいもあって(?)、98点をたたき出して合格!一問ミスっちゃったのだけど、やっぱり結果が出るのは、どんな事でもうれしいですね。

来年は、このLNTのEducatorの資格を取って、ゆくゆくは日本で広められたらいいなと思っています(いつになるかわかんないけど)。しかしまぁ、野外教育・ガイドといってもいろんな資格があるもんです。いろいろ取って活用していきたいなぁとの野望を抱いておりまーす。

LNTについての詳しい情報はこちら→LeaveNoTrace.org

2009年9月7日月曜日

Valhalla山脈縦走



ふっと、


気付けばもう秋がすぐそこです。


8月の22日から9月の3日までの12日間、Valhalla州立公園(BC)にMount Royalのエコツーリズム&野外教育学部の学生10名+インストラクター2名で行ってきました。最初の9日間はBackpackingで、残りの3日間はCanoeでSlocan Lakeを渡ってきました。

最初のバックパッキングでは、相方がスタート前日に捻挫+朝&昼飯の準備してこなかったので、なかなかスリリングな9日間となりました。という事で、テント、食器、燃料などなどのチーム備品ほぼ全部を担ぎ、エマージェンシーを想定して多めに食料を用意していたので、辛うじて、本当に辛うじてトリップを終了する事ができました。また、食糧難(苦笑)という事で他のチームの皆から食料を少しずつもらい、他の人の支え無しでは完徹できなかったので、本当に感謝しています。

今回のトリップを通して気付かされる事が沢山ありました。たとえば自分自身、この旅をUnderestimate(甘く見る?)ていた部分があったと思い、人に無意識のうちに頼っていた部分がありました。また、自然環境下でのコントロールできない部分に対して「どうにか成るだろう」という甘い意識があったと思います。もちろん、しっかりとした最低限の準備がなかったら惨劇になっていただろうけど、「意識・気持ち」の部分での準備不足が結果としてこのトリップをキツイものにしたと思います。

人に頼ってしまったという部分で改めて思い出されるのが、東京消防庁のハイパーレスキュー部隊長 宮本和敏(『NHK プロフェッショナル・仕事の流儀』より)の、

「信用はするが信頼はしない」

という言葉。日々過酷、且つ人命に関わる現場に身を置く彼は部隊員を信じて活動するが、一つの人為的ミスが致命的な結果を招く状況下であることから、一歩下がって冷静に、あえて信頼をせずに指揮を執るそうです。

ただのバックパッキングといえど、Wildernessでの小さなミスは生命に関わるという事例は、今年の夏にあった北海道のアクシデントが物語っています。今後も、このフィールドに関わっていく者として、また、初心に戻ってやっていこうと言う気持ちになれたことは大きな収穫だったと思います。

さ、今学期は、バックパッキングのクラスのアシスタント契約(ほんのちょっとのお給料だけど・・・)も出来たし、クライミングジムの仕事も引き続きあるし、今回の経験を少しでも活かしていけたらいいなーと思っています。

2009年9月5日土曜日

Valhalla山脈縦走~その後~

ふっと、

気付いたらフワフワになっていました。


Valhallaから帰ってきました。このトリップの報告は、ま、今度にします。先ずは、帰ってきた翌日に達成した今年の目標についてアップします。かれこれ半年伸ばしていた髪を調整しに行きました。

でそのプロセスは・・・、
先ず、髪を束ねていきます。

全部お店にある一番小さいやつで巻いていきます。

全部巻かれるとこうなります。

次に謎の液体を満遍なくかけます。

終わったら、ビニールを巻かれます。

しばし待ちます。

その後液体を洗い流します。

乾かすためにダースベイダーになります。

若干の乾燥後、一つずつ解いていきます。
この時点では、またチンピラみたい・・・。

5分経過。完全にパンチです。
実家の近くの商店街に
『パンチの店・銀パリ』
なるものがあったのを思い出します。

10分経過。だんだんフワフワになってきます。

15分経過で終了。まだ濡れています。
幽遊白書の戸愚呂でいったら60%。

開始から3時間後。
紫のカワイイやつで梳かしていきます。
戸愚呂80%。

翌日。完全体です。100%です。

文句なしです。カルガリー中を探して一番安いトコでやってもらいました。ベース+オプション+チップで$140。他は$200~300+チップが相場なので、相当安上がりでしたが、懐具合が正直気になってしまいました。しかし、翌日の今日、いろいろ考えました。

お金じゃない

ハートなんだ

ソウルなんだ、と。




Coolに生きていきたいと思います。

2009年8月18日火曜日

Squamish レポート④

ふっと、


気付けば、もうこのSquamishトリップは終了となりました。


8月1日から8月18日までの18日間、CanmoreのCさん、BanffのMさん、そして、いつもお世話になっているH&T夫妻、最後になってしまったけど、ここSuqamishでずーーーっと良くしてくれたMさん、皆さんのおかげで、無事大きな怪我も無く終われました。

前回の投稿から付け足すと、11日はMurrinというクライミングエリアに行ってきましたが、その前の雨で岩が完全に濡れ濡れ・・・っていうのもあったけど、クライミングジム疲れが抜けきらずに登れなかったのがホンネでした。

翌日の12日はMurrinで今回の目的だったYouth Gone Wild 12aと2001 13aをトライ。結果からいくと・・・

両方ともからーい!むずーい!

12の方は、意地で登りきりましたが、13の方はもうあと5年はかかります。最初の激クリンプ&激ガストンの核心部分を先ずどうにかしなくてはならなく、ルーフのセクションは、ガバホールドが取れて地元の人曰く、最低13bの課題になったとのこと。マジで凹みました。例えるなら、想いをよせる女性に自信満々で告白して、フラれるどころか、冷たくあしらわれた感じ。このトリップ中で、最大の凹みピークを迎えた瞬間でした。しかし、その晩はSquamishのMさんお手製のフィッシュフライを堪能。単純なもので旨すぎて、気落ちしていたのから完全復活してしまいました。

翌13日は完全にザーザーぶりのお天気で強制休養。この日ぐらい雨が降ると逆に気持ちよく、お天気に振り回されながら登っていたので、気持ちを落ち着ける事ができました。この晩は、翌日からの合宿のため、Mさん宅の最後の晩だった(かと、思っていた)ので、Hさんお手製のマカロニグラタンが晩御飯に。マジ2日連続で幸せの絶頂を迎えてしまいました。

翌14日から17日までChekamus Canyonというスポーツクライミングのエリアで合宿。フリー(水なし、トイレにいたっては便器が半壊でなかなか趣がある)キャンプ場で泊り込み。登ったルートは、

08.14.09
+Forgotten Wall
??? Shaggy 5.9 OS
+Toxic Lichen
Mrs. Negatives 12a OS
+The Circus
Face the Music 12a OS

08.15.09
+The Circus
Pig Farm 10a OS
Kigijiushi 10c Repeat

08.16.09
+Forgotten Wall
Bullet the Blue Car 10d FL
Trunk Monkey 12a OS
From Beneath You It Devours 12c OS

08.17.09
帰宅

となりました。何回もトライしていたHeifer Down12dは結局落とせませんでした。その晩も正直、それについて考えてて、全然眠れず今日を迎えてしまいました。
疲れはもちろんあったのだけど、何か、こう、体の底から出す力+集中力=得体の知れない力が全然でなかったです。でも、自問自答してて思うのは、登る前、登っている時、登った後、その一瞬、一瞬で諦めが無かったか。自分の弱さみたいなものに飲み込まれなかったか。何かほかの要因のせい、転嫁していなかったか。どれも、当てはまってしまい、クライミング力というより、人間としての弱さが出てしまった気がしています。

今回のトリップでは、一人でのトリップ時とはまた違った視点から自分の内面を見ることが出来た気がします。また、気の許せる、本当に尊敬できる人達に囲まれて、フラストレーションをためずに生活できた事がありがたかったです。不思議と、一晩悶々と過ごした今朝はスッキリしてて、また来年に向けて地道に少しずつ成長してくよう心がけようと思えるようになっていました。

背伸びせず、しかし、自分のギリギリのラインで常に挑戦できるクライミングを来年に向けてやっていきたいと思いつつ、今回の旅は終了。

明後日からは次のValhalla州立公園での2週間弱の授業。山谷にこもりまくって、またなんか発見してきまーす。

写真:左上から2001の激クリンプ核心&幻のホールドを取りにいったトコ。右上からフィッシュフライ、マカロニグラタン、そしてMrs. Negativeを登るTさん。

2009年8月11日火曜日

Squamish レポート③

ふっと、


見上げた空から雨粒が落ちています。



そんな感じのお天気なので、一昨日は、完全レストを決め込んで、ゆったりし、夜はギョーザ食べちゃいました。これまたちょージャンボでした。
で、翌日はSquamishから近いあのスキー&ボードで世界的に有名なWhislterの町に行ってきました。ここにクライミングジムがあって、最初は「壁にある課題全部落としてやる!」っていきがっていたのに、結局whislterのジムの洗礼にあってあえなく敗退。7時間たってヘトヘトになってしまいました。やっぱり、謙虚な姿勢で臨まねばなりませんね。
話しは変わって、町の方に移りますが、ここWhistlerは完全なリゾート地なのですが、Nobuの個人的な意見ではBanffよりいいところのように感じました。というのも、Whistlerはかなり開発されているのにちょっと道を外れると落ち着けるような空間があったり、小道がはしっていたりして、迷子になることが好きなNobu的に、なかなか良かったです。
またBanffと比較してしまうのですが、Whistlerは何かこう、吹っ切れた感があるというか、「俺はリゾート地として生きていく」みたいな感じがして逆に良かったのですが、Banffは何かこうどっち付かずと言うか、国立公園としてやっていくのか、リゾート開発の波にのっかっていくのか決めかねている感じが・・・。前者は開発の中に自然保護としての制約があって、後者は自然保護の中に開発がある感じもしました。その辺の優柔不断さが「町の芯」みたいなもをブラしているそんな感想をふと抱きました。
街づくりに興味があるNobuには非常に勉強になる観光でした。雨の日もまた、なかなか良いものですなぁ。

2009年8月9日日曜日

Squamish レポート②


ふっと、


空を見上げると、うす―い雲がかかっていたり、雨雲がモクモク出ていたりする日がここ何日か続いています。

そんなこんなで、雨を避けるためにSquamishに住んでいるMさんの家に泊めさせていただいています。Canmoreでいっっっつもお世話になっていたH&Tさん夫妻に助けていただいてここに住んでいます。寝場所だけじゃなくて、ご飯も作ってもらってて、この写真の広島お好み焼きもおいしーく、ペロッといただいちゃいました。

翌日は、ちょろっと、Boulderingしに行き、Calgaryの時一緒に登っていた仲の良いJohnと会って、一緒にセッション。ほんとに良い奴で、久しぶりに会えてうれしかったー。



で、その翌日の今日は完全レスト日。Hさんの穴が開いてきたシューズを試しにStelth Paintというリソールキットで修理。明日ちゃんと乾いたらどうなるのか・・・ヤスリがけしてパーフェクトになるといいなぁ。
ってことで、休みの日もおいしーく、楽しーいSquamishです。

2009年8月7日金曜日

Squamishレポート①

ふっと、


気付けばもう6日間ココSquamishにいます。


7月31日に仕事が終わり、その日から計12時間くらいかけてBritish Colombia州にあるSquamishという所に出かけ、クライミングをしています。ということで、今のところ登ったのを一応Upしておくと・・・、

08・01・09
+Titanic
Titanic V3 RP

08・02・09
+Thighmaster
Choss-A-Block V2 OS
Black Mark V4 RP
+Superfly
Superfly V4 RP
Centre Slab V3 RP
+Black Dyke
Black Decker V3 FL

08・03・09
Easy Chair V4 RP
Swank Stretch V5 RP

08・04・09
+Forgotten Wall 
The Incredible Journy 5.12a RP
+Foundation Wall
Mystery 5.9 OS
In Your Face 5.9 OS
+The Main Event
Cupola Rebuff 5.11b OS
Dark Don't Lie 5.11a FL
Kigijiushi 5.10c FL

08.05.09
+Conroy's Castle
Charlotte's Web 5.9(OS), 5.7(PP)
+Forgotten Wall
Creeping Right 5.10d OS
Creepy Crawlers 5.11a FL
+The Circus
Pet Taxi 5.11a FL

08.06.09
+Easy Chair
Lounge Act V6 RP

08.07.09
+Viper
Phat Slab V6 RP
Cheese Grater V1 FL

以上。っていう感じで登っています。ボルダーリングでは、スラブ壁(垂直より傾斜の緩い壁)にはまっています。というか、今だあまり好きではないのですが、静かで、神経を研ぎ澄ませて、己との対話する、そんなクライミングはすばらしいなと感じています。
ただ、ルートの方で、なかなか自分のクライミングができずに少しイライラ&凹んでいます。ま、クライミングトリップに出たら最初の一週間は岩質、その地域のクライミングに慣れるので精一杯という傾向が自分の中であるので、気持ちを落ち着けて、残りの期間でじっくりやって行きたいと思います。
という事で、これから5日ほど雨が降ってしまうのですが、残り3日ぐらいのクライミングで、目標の5.13aを落とし、この前もう少しだった5.12dを必ず落としたいと思います。とにかく、自分の意識を高め、集中して登っていきまーす。

話し変わって、ちょっと感動した事を一つ。SquamishにあるDream Catcherという5.14dのルートがあるのだけど、実際見てみて感動しました。

きれいなスローパーっぽいエッジがすごくかぶっている壁を伝って空に伸びていて、ホントきれいです。登れなくても、このルートを見るだけですごく良い刺激になりました。Squamishに来たらぜひ一度訪れてみて下さい!

写真:上はIll Communication 5.13aで、下はDream Catcher 5.14d。