2010年3月16日火曜日

Boulderの旅 ~二日目~

ふっと、


今の一瞬一瞬が未来につながっているんだと感じます。


ボルダー二日目は、気持ちの良い朝日と共に始まりました。宿泊先のHostelから今回の目的のレジュメを渡しにいく場所までは45分ほどのお散歩でスタート。

9:00am
Hostelを出発。小高い丘を下り、朝の静まり返ったダウンタウンを抜けて行く。しかし、カルガリーのお天気の日も気持ちがいいけど、ボルダーも最高。空気が澄んでいる。

9:30am
途中REIを発見したので入ってみることに。すごくきれいな空間になっていて、清潔な感じはするのだけど、品揃えは一般的なものしかなく、マニアックなもの、興味をそそられる様な物は無し。うーん、残念!

10:00am
目的地到着。店長のTさんの親切な対応で、すばらしい時間を過ごせた。レジュメを渡し、お店のお話、ボルダーのお話、そして店内を周って失礼した。最後まで、良くして頂いてホント感謝、感謝。ただ、率直な意見をここで述べると、従業員からのWelcome的な雰囲気が感じられなかったのが気になる。また、無理をお願いしてレジュメを渡した事もあるのか、うすーい壁が自分とお店全体との間に存在している事を感じる。ただの被害妄想であってほしいが・・・。

10:40am
帰り道をトボトボ歩みつつ、すぐに気持ちの切り替えが出来た。「ま、ご縁がなかった」という実感がこみ上げてきたので、自分が前から考えていたOriginalの道に進む事を決心する。とは言っても、インターンは450hour分しなきゃいけないので、そのことについては、また考えることにする。

11:20am
ダウンタウンに到着して、Patagonia Storeへ。カナダに滞在中のChiさん&Jさん紹介のDavyというクライマーが働いているとの事だったので会いに。一発でわかったぁ!笑顔の素敵な、写真で見たとおりの人だった。クライミングの話しをし、最後にPatagoniaのステッカーを沢山もらって失礼した。うーん、気持ちの良い兄ちゃんだったなぁ。

11:50am
しばらくダウンタウンをブラブラして、Boulder Book Storeを見つける。気になっていた本があったので入ってみる。日本にいたときから本屋さん好きで神保町とか行っては学校サボっていたけど、ここの本屋さんも最高に良い!2階建て+地下になってて下が自然科学系&旅行、上が人文系というような感じで、メインフロアーはお会計、旬な本そしてカフェが入っている。古い建物好きでもあるnbをくすぐる夢のような空間だった。
主に地下で時間をかけて、いろんな本を見て周った。また、Boulder市内にあるUniversity of Colorado at Boulderの教科書&副読書とかも置いてあったので、科目&授業内容をみつつ、どんな教授が、どんな本を学生に読ませているのかメモる。今まで読んだことある本とかもあって、良いものは共通なんだと再認識。その後、Ecologyのセクションで1時間ぐらい過ごして、気になる本を2冊買ってカフェで読む。カフェも雰囲気良いなぁ。

3:30pm
第二の目的であるクライマーの調査の為、Boulderのクライミングジムに行く。途中、チャリのレンタルできるトコがあったので2日間分借りて、それで移動。ジムは市内に5つあるらしいんだけど、その中でBoulder Rock Clubに。ちょうどコンペがあり皆忙しくて、後日、記入した用紙を送ってくれるということだったので、甘える事に。従業員でLukeという奴がいて、日本にも数年滞在したことがあって、すごく彼が親切にしてくれた。また彼はクライミングの人工ホールドを作っていて(Ruckus Climbing)クライミングも大好き。旅にはこういう出会いがあるからイイ。
で、nbもその日のコンペに飛び入り参加することに。FunコンペのBoulder Route Series(BRS)最終戦と、U.S.のSport Climbing Seriesが重なって結構な人がいた。nbはU.S.在住じゃないのでBRSに参加。Flash形式の20課題でトライはFlash以降、何回しても同じ点数。とは言っても、人が多すぎて、Flashしないと次いつ登れるかわかんないような状況だったので、登れそうなの見極めてむづそうな#20&19を後回しに。案の定#18までは余裕で登れたが、19は激難。19は5.13bかcぐらいだと後から聞かされて、納得。完登者無しだし、それで19番かよって思うと、20番は恐ろしいな。しかも、Funコンペでこのレベル・・・。出直してきます。でも、いい緊張感を楽しめたし、集中して登るって事も出来たし、何より久々にクライミングできて、ホントに楽しかったぁー!

10:30pm
Hostelに到着。程よい筋肉痛と、柔らかな興奮とともにこの日も無事しゅうりょー。


頭も、体も、心もすごく充実してて、すばらしい一日でした。また、カフェでいろいろ本読みながら考える事ができて、自分が今までそしてこれから勉強・経験して来た&行く事を元に、それを発展させて世の中に伝える事が今後の課題なんだなと気付かされました。ここに至るまでには紆余曲折が沢山あったけど、今こうしてこのポイントに立てるのは

上手くいかなかった事

一見無駄のように見える事

何にも繋がりのなさそうな事

いろんな人に出会えた事

それらを活かして、そこから学ぶ事ができたから(と信じたい・・・)、そして人に支えられてこれたからこそなんだなって思う。だから、これからもどんどん無駄な事して、まわり道を楽しんで、でもありがとうの気持ちでいきたいなぁ。あっ、またブラブラする良い言い訳がみつかったわぁw。

2 件のコメント:

Chicanadian さんのコメント...

のぶくん!なんか見覚えのある本屋さんだなーと思っていたら、6年前の冬にホストファミリーに再会しにボルダー行った時、友達のママがそこの本屋さんで働いていて、友達と一緒にクリスマスプレゼントの本の、ラッピングを手伝ったの思い出した!もらったTipでそこのカフェで、コーヒーとスコーンを食べたなぁ☆

高校生で行った時は、あ~これが外国の本屋さんなんだぁ~!!って、衝撃を受け、英語もあまり分からなかったから、手に取る本は絵本ばかりだったけど、かわいくて何冊か買って帰ったのを思い出します。今見たらまた違うものが見えるのかなぁ~☆

んー!なつかしい!

Nobu さんのコメント...

いい本屋さんですよね。

自分も初めて、(ここの本屋じゃないけど)アメリカで本屋さんに行ったとき衝撃受けましたよ。雰囲気があって、日本じゃ本汚すっていって、カフェとか、椅子とかなんてなかったのに。こっちの人は、読書を大切にしてますよね。

Canmoreの本屋さんもいいもの沢山あるから毎回行くんです。ちょくちょく行くと面白いですよ。