信じる力の大切さを学んだ自分がいました。
昨日、カナダ全土で開催されるシリーズのボルダリングの大会がカルガリーでありました。アルバータ州の人や隣のサスカチュワン州などから多くのクライマーが集まり、(おそらく)楽しく登りました。なぜ”おそらく”かって言うと、上位陣はやはりピリピリしていたから・・・。
nbは今年の目標のためにコンペを通して、前回のブログにも書きましたが、自身が成長できるようにと思い参加しました。結果としては、今回のコンペまでに積み上げてきたモノが発揮できた部分とこれから成長させていかなければならない部分がはっきりしました。
発揮できた部分では、苦手なスローパー(滑りやすいホールド)、ピンチ(その名のごとく、つまむ感じのホールド)を中心として練習し、5.12レベルのルートで持久力をつける練習をしてきました。結果として、スローパーピンチのある課題、また、持久系の課題はすべて一撃で完登することができました。また、トレーニング以上に、自分の体調管理にはすごく気を使い、デトックスも大会から逆算して、いつスタートし、いつ終了して、追い込みと回復ができるかをちゃんと計算することができたことが大きな収穫でした。
発揮できなかった部分は、冒頭の通り”信じる力”をしっかり持てなかった事です。まさかファイナルに進めるくらい登れていたとは思ってもいなかったので、どの課題をどの順番でなどの戦略などを考えずにテキトーに登ってしまいました。
すべては結果の世界ですので、ファイナルに進めることはできませんでした。大会ですから人と競う事が前提です。でも、自分のなかでは「ファイナリストに名を連ねたり、一つでも上位へ」というより、むしろ「楽しそうな決勝課題を触れなかったこと」、そして、「己の力をしっかり信じてあげられなかったこと」に悔しさを覚えました。
しかし、予選後多くのルートセッター、大会関係の方や、他のクライマーから、自分の登りについてポジティブな感想を頂けたことは素直に嬉しいことでしたし、誰かの心に留まる登りができたことはよかったなと思います。
結果としては、悔しい思い出、ほろ苦いコンペとなりましたが、それと同時に、この悔しさがまた新たな次への活力になったこと、そして、過信ではなく、純粋な気持ちで己を信じて物事に向かう姿勢の大切さを学べたことに感謝したいなと思います。
最後に、最近写真なかったので、大会の写真をアップします。今回も、長々としたブログになってしまいましたがお付き合いありがとうございますw。
------Recreation Categoryーの皆さんの勇姿------
-----Men's & Women'sの決勝課題とファイナリストの勇姿-----